
年に一度の能鑑賞会
磐田市伝統芸能館の能舞台にて夜能が9月22日に開催されました
演目は
◆ 舞囃子 「養 老」 梅若万三郎
◆ 狂言 「呼 声」 善竹十郎
◆ 能 「葵 上」 長谷川晴彦
私は能の面がとても興味をそそられるのです
吸い込まれてしまいそう
しずしずとした動きと独特の言い回し
何を言ってるのかわからなくても ぐ〜と聞き入ってしまいます
本格的な能舞台を地方でもっており、活用しているところは他にはなかなか無い事です
たまたま伝統芸能に興味があったのですが、それを地元で、しかも人間国宝の方々の演じる姿を拝見できる
また事前に講座を受けながらその年に演ずる内容を、能楽師、狂言方、お囃子と様々な分野の方の大変貴重なお話を聞く事が出来るのです
私にとっては願ってもない環境です
本番の「夜能」 演技を拝見することがもちろん目的ですが、講座での裏方話はとても面白いのです

始まりはまだ明るく青空の中での夜能ですが、だんだんと薄暗くなり、能が始まる頃には火も落ち、たいまつの炎と灯りに照らし出される舞台は幻想的で素敵です
また来年の楽しみとなりそうです
