
「風景と人々」をテーマに描かれた絵画「佐々木信平展」を常葉美術館で鑑賞しました
東欧をはじめとして異国への取材を通じて印象な出会いをモチーフに描いている作品の数々
ルーマニアの地で出会った人々や、田舎の田園風景。
絵の評価はできないのですが作者の45年の足跡―描き始めた頃からの作品から近年までの作品が並べてあると、素人の私にも絵のタッチとか色ののせ方、何より人物の表情がまったく違いどんどん生き生きとし、語らいやふれあいがのびやかに表現されてていることが感じられました。
私が初めて作品を観たのは15年以上前
たまたま出かけた知人のギャラリーで私の心をぐっと捉えてしまったのが佐々木氏の作品
デッサンに近い線だけの人物像に色を少し付けたものであったけれど、どおしても目に焼き付いてはなれられない。
描かれた人々の表情がなんともいえない。不思議な出会いでした。
縁あって数ヶ月後には・・・確か私の手元にあるはずですが・・・・・
それ以来、佐々木信平氏の作品展覧会もあまり観てはいないのに 、勝手に私のイメージになっています
なぜか彼が描く人物や風景は妙に心惹かれます
そして心が落ち着き穏やかな気持ちになります
本人とお話した事は無いけれどきっと人間が大好きな人なんだろうな
「人間の本質的な在り方、生き方」がテーマで作品を描いているようでした。
作品には大地の色である茶色や暖色系の色、土っぽいアースカラーをよく使用されています
う〜ん。この色具合が私は大好きなのかな
今日展覧会をみて一層心惹かれてしまいました。